放射性物質 

首相官邸の屋上に放射性物質を積んで飛来してきたドローンのことや、都内の公園で高線量の放射性物質が見つかったりと、何かと原発外での放射能関係のニュースが報じられているが、最近の牧場はどうなっているのか。

気になったので久しぶりに測定してみた。
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しばらく地面に置いて数値を確認していると、低いものでは0.07μ㏜/h。
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高くても0.15μ㏜/hだった。
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とりあえず、いつも通り30分間測定して平均値をとってみたところ、0.11μ㏜/hだった。

過去の記録と照らし合わせると、2011年が0.21μ㏜/h、2012年が0.16μ㏜/h、2014年が0.12μ㏜/hと、年々下がってきていることがわかる。


それだけでなく、2年前にタンポポの奇形がやたらと目につき、気になって記事を書いたが、不思議なことに今年は全く見当たらない。
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原発事故から丸4年。

放射性物質はなくなってはいないだろうが、その影響は、少しずつではあるが減少しているように感じる。
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放射性セシウム測定結果 

今年の秋に収穫のしたサツマイモ、サトイモ、ジャガイモと畑の土壌の放射能測定を、今回もCRMSせたがやに依頼した。

春の大根とカブの時にはどちらもNDだっただけに、今回測定するイモ類もNDになるかもしれない思い、一番放射能の移行率が高そうなサツマイモについては、いったん1時間コースで測定し、NDだった場合はそのまま測定を継続して、より精度の高い3時間コースに変更してもらうようお願いした。

測定結果は以下の通りで、サツマイモは3時間コースで測定することになったが結局NDだった。
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土壌については、セシウム合算で181Bq/kg検出されたが、2011年6月に測定したときのセシウム合算で547Bq/kgより数値は半分以下に下がっているものの、今回の土壌サンプルは前回と違い、耕した後の土壌を測定しているので、セシウムが半分以上無くなったというよりも、汚染されていなかった深いところの土と汚染された表土が混じってセシウムが薄まったという感じだろうか。

また来年に測定すれば、放射性セシウムの純減がわかるようになるだろう。


担当者によると、原発から放出された放射性セシウムは、土壌の表層に一度吸着すると非常に動きにくく、地中にも潜らなければ作物にも移行しにくいということがだんだんとわかってきているとのことで、放射性セシウムはある程度存在はしているものの、うちくらいの放射能濃度では、キノコ類のような放射能を濃縮するような作物でなければ、放射能を測定しても1bq以上検出されることはないのではないと思うようになってきた。

市民放射能測定所 CRMSせたがや 

市民放射能測定所の一つである「CRMSせたがや」で、先日収穫した大根とカブにセシウムが含まれているかどうか調べてもらった。

2年前に、別のところで牧場と自宅の土を測定してもらったときには、1検体につき15,000円かかったが、今回依頼したCRMSせたがやでは、高額なゲルマニウム半導体検出器を使用して、1検体たったの5,000円で、検出限界値1Bq/kgの測定ができた。

結果は、大根とカブの両方とも、セシウム134、セシウム137ともにND。
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もしセシウムが含まれていたとしても、1Bq/kg未満ということが確認できた。
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大根などよりもセシウムの移行率が高いと言われているサツマイモを、秋に収穫したあとにも測定を依頼しようと思う。

Inspector+で測る空間線量と汚染度 

このガイガーカウンターでμSv/hモードで計測すれば常時~μSv/hと表示してくれるが、数秒に一度計測するたびに数値が上下するので、空間線量を特定するのは困難だ。
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役所が測定するときなどは30秒ごとに何度か測った数値の平均を計測値として使っているが、インスペクター+にはトータルタイマーモードがあり、10分~24時間の10分刻みで任意の時間の放射線量を測定してくれるので、長時間測定すればするほど、測定結果の誤差が少なくなる。

インスペクター+の感度は334cpm/μSv/hなので、1μSv/hの時、1分間に334個の放射線を検出することができる。これは同じGM管を使った類似品と比べかなり感度がいいので、より早く、そして、より正確に測定することができる。

とりあえず、ワイプテストプレートを装着してトータルタイマーモードで測定してみた。
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トータルタイマーモードで測定するときは、測定結果をμSv/hではなく、カウント数が表示されるのだが、このカウント数を聞きなれた『 μSv/h 』に直すには、カウント数を測定した分数で割った数を、さらにこの機械の感度である334で割ればよいので、1161÷30÷334=0.115μSv/hといことになる。

先の測ったμSv/hモードでは、0.119μSv/h前後の数値をうろうろしていたが、トータルタイマーモードで測った30分の平均値と比べてもそんなに変わらない数値だ。

空間線量に大きな変化が生じなければ、測定時間が長いほど誤差が少なくなるというが、多分1日測ってもそんなに変わらないだろうと思う。


建物内だけでなく、駐車場でも測ってみた。

まずは、ワイプテストプレートを付けずにμSv/hモードで測ってみると、0.347μSv/hと相変わらず高い数値が出る。
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その後、トータルタイマーモードで測定したが、30分で2976カウントだったので、2976÷30÷334=0.297μSv/hという結果が出た。
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平均値でみると若干低い数値になったが、それでも他の場所と比べても断トツで高い数値であることには変わらない。

今度はα線とβ線を遮蔽するために自作ワイプテストプレートを装着して測定したら、1629カウント=0.168μSv/hとグッと線量が下がった。
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原発から300㎞ちかくも離れた横浜でもβ線を放出するストロンチウムが検出されたというニュースがあったが、ここはそこよりももっと近いのだから、当然ストロンチウムを含め、他にもいろんな核種に汚染されているだろうことからしても、0.297-0.168=0.129μSv/h分のα線とβ線源が地面に落ちているのだろう。


自宅では12時間測定してみた。
カウント数が大きくなると液晶画面に数字が表示しきれないので「×1000」のと表示が出た。
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21.89×1000カウントだったので、21.89×1000÷720÷334=0.091μSv/hといことになる。

ワイプテストプレートなしで30分測定した時が850カウント/30分=850÷30÷334=0.084μSv/hで、ワイプテストプレートを付けていた方が若干高い数値を示したことからも、建物内にα線やβ線源はほぼなさそうだ。

牧場と自宅とでは線量に差がみられたが、土壌調査でも牧場の土(547Bq/㎏)の方が自宅の土(228Bq/㎏)よりも汚染されていたことの裏付けが取れたかたちだ。


これらの放射線量は、先日お知らせがあった子供たちの小学校や中学校の砂場(0.094μSv/h)とほぼ同じくらいの数値だ。

千葉県が発表している市原市の空間線量(0.042μSv/h)と比べると、2倍くらい高い数値となる。

自宅の室内が屋外の学校と同じ数値だったのは、うちに犬がいて庭と家の中を靴を履くことなく行き来しているから地表の放射性物質を家に中に持ち込んでいるのだと思う。
犬の立ち入らない場所を測ってみれば、多分低い数値が計測されると思う。

県発表の数値が低いのは、地表付近ではなく、かなり高い場所で測定しているので地面に降り積もった放射性物質の影響を受けづらく、差が出ているのだろうと思う。

測定器も測定方法もまったく違う、役所が発表している数値と比較することは適切ではないかもしれないが、同じ条件、同じ機械で調べることは難しいので、参考値としては無いよりはましだろうとと思う。


原発爆発前のデータがないので、これらの数値がどの程度のものなのか判断しようがないが、千葉県が発表している市原市で測定していた過去の平均値が0.022~0.044μSv/hということから、自然や医療行為以外での年間の被ばく許容量である1mSvに相当する空間線量は、1000(1mSv=1000μSvだから)÷365(1年は365日)÷24(1日24時間だから)+0.044(千葉県の過去の平均値)=0.158μSv/hとなる。

だが、年間1mSv以下の被ばく量に押えるための市の目標数値は、なぜか0.223μSv/h(1953μSv/年)という。

これは家の中にいる時は被ばく量「0」で、外にいる時だけ外部被ばくするとの前提に立っているのだろうと思うが、実際は建物の中でもそれなりの外部被ばくは受けることが分かっただけでなく、役所の発表する空間線量はγ線しか測っていないが、厳密には、駐車場の測定結果かを見てもわかるとおり、α線やβ線も存在するので、実際に受ける外部被ばくは、発表される測定値よりも大きなものになるはずだ。

現状だと、食べ物や呼吸からの内部被ばくも考えなければならない事を考えても、この周辺で生活する上では、もうすでに年間1mSv以下に抑える事は不可能ではないかと思う。

インスペクター+ 自作ワイプテストプレート 

インスペクター+でγ線だけの空間線量を計測する為に必要な、α線とβ線を遮蔽するために加工してもらっていたステンレス板が届いた。
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自作ワイプテストプレートの大きさは144㎜×71mmに、角はR3㎜に加工してもらったが、レーザー加工というだけあって、バリもなく、角のRもきれいに仕上がっている。

これは、インスペクター用のブーツケース(Xtreme Boot)で、インスペクターの要であるGM管をカバーして保護する役目もある。
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インスペクターの裏側にあるこの丸い部分が放射能を検知するGM管なのだが、
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使う時だけ、GM管が露出できるように、ブーツケースの裏側には蓋が付いていて開閉できるようになっている。
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当初、ブーツケースの蓋の部分にステンレス板を張り付ければいいのではないかと思ったが、何故か穴の位置とGM管の位置がこんなにもずれているため、蓋の部分だけではGM管の全てを覆いつくせそうもなく、検査結果にも自信が持てそうもない。
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自社製のオプションパーツでありながら、なぜこんなにもずれた状態のものを製品化したのか理解に苦しむ。

早速、ブーツカバーの底にステンレス板を敷いてみると、ブーツケースに合うように測ってカットしてもらったので当然なのだが、ピッタリと収まった。
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板厚みはたったの1㎜なので、板を敷いたままでも簡単にインスペクターをブーツケースに納めることができる。
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ステンレス板が敷かれているので、蓋を開いてもGM管が露出することはなくなったが、空間線量を測るためにはα線とβ線を遮蔽する必要があるため、こんな状態でも問題はなく、むしろ、この状態ではなくてならない。
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ステンレス板はブーツケースに敷いてあるだけなので、α線とβ線も含めた表面汚染度を調べたい時は、いつでも簡単に板を外して計測することができる。

インスペクター+ 自作ワイプテストプレート 

ガイガーカウンターであるインスペクター+で、γ線だけの空間線量を測るためにはα線とβ線を遮蔽する必要があり、そのために必要なワイプテストプレート((Wipe Test Plate ))を自作すべくステンレス板で購入した。
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材質がステンレスなら、純正品と同じ0.6㎜もあれば十分らしいのだが、売っていたものが0.3、0.5、1㎜だったので、1mmを購入した。

インスペクター+用に自作ワイプテストプレートをくつったという「本日の放射線量」というHPを参考にして、で工作室でちょうどいいサイズにカットしてもらおうと思っていたのに、ステンレス板は硬すぎて加工できないという。

ステンレス板をカットするには、「切断」するのではなく、シャーリングという機械で「せん断」するという。シャーリングという機械はホームセンターにもあるが、アルミなどのもっと柔らかい金属用で、ステンレスを切る場合は、ステンレス用の刃に付け替えなければならないらしく、ホームセンターにはそのステンレス用の変え刃は置いてないという。

高速切断機でも切れるかもしれないが、高熱で焼けたりバリで凄いことになるらしい。

うちにあるチップソーならどうかとも思ったが、刃がステンレスに対応しているかどうかわからない。

グラインダーにはステンレス用の刃があるが、グラインダーで安全にまっすぐに切ることは至難の業だ。

やはり、個人レベルでステンレス板の加工はあきらめた方がよさそうだ。


後でネットで調べたところ、金属板をこちらの指定サイズに加工してから販売してくれる、「きりいた.com」を見つけた。

値段もホームセンターと変わらず、加工費も込みというお手軽さ。
角のとんがりも任意のサイズに丸めてくれる。

こんなのがあればわざわざホームセンターに行かずとも、ホームセンター以上の仕上がりが期待できる。

便利な世の中になったと思いながらも、早速注文した。

今ずぐほしいというもの以外は、まず、ネット通販で探した方が安くていいものが多いと思う。

待ちに待ったガイガーカウンター インスペクター+ 

4月に注文してはや5ヶ月。

半年以上はかかると事前にアナウンスのあったガイガーカウンター「インスペクター+」(Inspector+)がやっと手に入った。

原発爆発後、ガイガーカウンタは極度な品薄に加え、プレミアム価格がつくほど高騰した販売価格には手が出ず、アメリカから直接輸入したのだが、超円高もあって、送料よりも高いハンドリングフィー(配送手数料)をとられながらも、国内での販売価格の半額以下で手に入れることが出来た。

最近問題となっている安い中国製のガイガーカウンターとは違い、一応、Made in USAと記載がある。


牧場に着いて、まず駐車場の砕石を計ってみた。

すると、あれよあれよというまに数値が上昇し、最大で0.4μSv/hを記録。
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全国各地でお役所が空間線量を調べているのは、シンチレーターと呼ばれる少しお高い機種のようで、γ線だけの放射線量を調べる機種だが、このガイガーカウンターはGM管で計測するタイプのものなので、GM管にに入ってきた放射線の回数をカウントするため、α線もβ線もγ線も同時に計測してしまう機種です。

シンチレーターと同じ条件で計測した場合、もし、α線やβ線の核種が存在した場合、GM管の機種はその分数地が高く表示されることになる。

水やコンクリート以外は通過してしまうγ線とは違い、α線やβ線は放射線は薄い金属で遮蔽することが出来るので、GM管を金属の板でカバーすれば、この機種でもγ線だけを測定することが出来るようになる。

この機種にもワイププレート(Wipe Test Plate )というα線とβ線を遮蔽するための金属板がオプションとしてラインナップされていて、販売店にもほとんどの人は一緒に購入していると薦められていたが、そのときはその意味があまりわからず本体だけを購入してしまった。

ステンレス板なら0.6㎜ほどの厚みもあればいいようなので、ホームセンターで買ってくれば、簡単に代用は出来そうなので、そのうち自作して、これまでの数値と比較してみようと思う。

砕石の上は、平均すると0.3μSv/h前後を示すことが多かったが、空中を計ったときがこれくらいだったので、砕石上は比較的線量が高い場所であると思われる。
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吹き溜まりは線量が高いと聞いていたので、馬場から流れる雨水の通り道を計ってみたが、以外にも低め。
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特に水の通り道というわけでもないところも計ってみたが、さして変わらず。
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馬場の中はというとさらに低めなのだが、表面の土を取って行ってるので除染したのと同じ状態になっているのだろう。
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次に馬房の周りを測ってみた。
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馬房の中も
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馬房の軒下も
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総じて線量が低かった。

その他も、いろんな場所を測定してみたが、以外にも、エサの線量が地面と同じくらいの数値を示した。
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原発事故のせいで、車を海外に輸出するには0.3μSv/h以下である証明書が必要だそうで、また、電車の座席も高線量だという話を耳にしたことがあるが、車の座席は空間線量より少し高い程度だった。
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コンテナハウスのほうはというと、中ほどのじゅうたんは空間線量とほぼ同じ。
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それに対して、玄関として使っているマットは地面と同じくらいの数値を示した。
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やはりというべきか、靴が放射線元を持ち込んでいるということが実証された形だ。

最後に、いつも砂浴びしているドンちゃん自身を計ってみた。
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馬場の中はほぼ除染されているので、いくら砂浴びしても線量は空気中とほぼ変わらずの結果だった。


今でこそこの数値だが、原発爆発直後にこの機械を持っていたら、とてもじゃないが外に出られなかっただろうと思う。

そのうち子供たちにも持たせて、子供たちの行動範囲にホットスポットのような放射能の吹き溜まりがないか測定させようと思う。

首都圏160か所土壌調査③ 

土壌調査の検査結果が届いた。
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思っていたより少なくて安心した。

原発の爆発から3カ月はたっていたので、放射性ヨウ素131は予想通りどちらからも検出されず。

放射性セシウム134と137はどちらからも検出されたが、より原発に近い位置にある富里市の牧場の方が、倍以上、数値が高かった。

放射性セシウム134の方が半減期が短いからか、放射性セシウム137よりも検出量が少ない。
放射性セシウム134は、30年くらいでほぼ安定物質に変化するだろうが、放射性セシウム137は300年は残るだろうから、こちらの方を一番に気にしないといけないようだ。


この量だと、移行率1割もある米を作っても1㎏あたり50ベクレルくらいになるだろうから、より移行率の低いそのほかの野菜なら、含有量はもっと少ないだろうからなんとか食べられるだろう。

首都圏160か所土壌調査② 

今日、放射能汚染土壌調査のための土壌採取をした。

広い場所を調査する場合は、3~5か所から採取した土壌を混ぜるとよいらしく、採取場所は草などがない場所が望ましいという。

なので、1か所目は、雑草がまだ生えていない馬場のそばの通路の土を採取した。
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本来は、円筒形に深さ5センチほどの土壌を採取するらしいのだが、スコップしかないので、適当に5センチほどすくい取ってジプロックの袋に入れた。

2か所目は、去年の掘り忘れから自然に生えてきたジャガイモ畑のすぐわきの、草の生えていない所から採取。
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メインの畑の土は原発爆発後にトラクターで耕してまぜこぜしてしまっていた場所を避け、一番はしっこの、トラクターでは耕せなかった場所から採取した。
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自宅の方は、草も生えないジャクソンの通り道から採取。
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もう1か所は、桜の木の下から採取した。
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土壌調査は、首都圏で130か所ほどされるようで、グーグルマップで大まかな位置が知らされている。

首都圏一斉調査なのだが、地域ごとに時間差を設けて調査会社に検体を送るよう指示されているので、うちの結果は数週間で出ると思うが、全体としての結果はもう少しかかると思う。

首都圏160か所土壌調査 

福島第一原発の事故以来、ネットで情報収集に明け暮れていたが、その中でとても重要な情報を発信し続けていたブログの一つが「福島第一原発を考えます」だ。

ブログ内で、首都圏がどれほど汚染されているか調べるために一斉調査をしようという企画があったので、参加を打診していたのだが、今日からその調査がスタートするということで、参加者に申し込みフォームが送られてきた。
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今回の調査では、自宅と畑&牧場の2か所の土壌を調べてもらおうと思っている。

放射性ヨウ素とセシウムを調べるというのだが、役所などの依頼も受けるような会社らしく、かなり正確な数字が期待できそうだ。

農林水産省から「農地土壌中の放射性セシウムの野菜類及び果実類への移行の程度」が発表されているので、土壌中の正確な放射性セシウム量が分かれば、作った作物一つ一つを調べなくても、おおよその放射性物質の含有量が推察できるため、調査費は自己負担なのだが、その結果次第で今後の作付けをどの作物にするか考えようと思っている。