流鏑馬 久々の馴致1日目 

飛び道具好きな一家です。
今回は流鏑馬をトレーニング。
確か昔トレーニングした記憶があるんだけど、それから大分と時間が経ってしまっているので1からやり直しです。

まずは弓を見せて馬に納得してもらいます。
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ふんふん。
ライナスの性格でしょう。何にでも興味があるようです。

この後、弓で体を触ったりしてみましたが、全然動じず。

イイ馬だ・・・。

この落ち着きを外乗でも見せてくれたら最高なんだけどなぁ~~~。

ということで、とりあえず大丈夫そうなので、次女を乗せてみました。

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初めはwalkで。
様々な角度で弓を持ってみたり、わざと体に当ててみたり・・・

駆け足でDONちゃんのすぐそばを追い越してみたり・・・
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予想に反してDONちゃんはまったく動じず。
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なかなか良いんでないの?

駆け足中でも体に弓で体を叩いてみたりしながら様子を見ます。
P1040488.jpg 大丈夫そう。

構えて~
確か・・・的見→引き分け
でしたっけ???
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高校時代に授業で弓道を習ったのですが、すっかり忘れてしまいました。

いざっ!
P1040494.jpg まったく問題なし!

。。。的がないのが残念でした!

さて、次はビビリのDONちゃんです。
弓を持って近づいただけで・・・
P1040495.jpg ピリピリ

俺、コロサレル~~~!!
P1040498.jpg と言わんばかりに逃げようとします。

そこで、逃げ場をなくして弓で体中をタッチ。
お尻のほうは意外と平気なようだが、第二ステージでは、弓を馬体にタッチさせながら弦を引き、弓を通して弦の振動を伝えます。

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さすがにこれには違和感を感じるようで、弦を引くたんびにビクンとします。

緊張してくると人の存在を忘れて逃げようとするので、こちらに集中するよう、一旦頭を下げさせながらさらに弦引きにならせます。

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そのまま弓でさすりながら、だんだん頭に近づけていきます。

一瞬でも人間から気がそれると恐怖心が勝って逃げる姿勢に。
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そんなこんなを繰り返し、ようやく跨がれそうな状態になりましたので、まずは歩くことから始めます。

その後徐々に足を早めていきます。
 

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弓を引いても逃げる様子はなさそうですね。
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いざ!

P1040522.jpg 大成功!

ライナスほどの安心感は無いので、子供には乗せられませんが、大人が乗る分にはDONちゃんも流鏑馬には使えそうですね。
よかったよかった♪

さて、次女は張り切って何回も弓を射たものだから、左腕が赤くなってしまいました。
P1040524.jpg CK-chanも今日は左腕が筋肉痛。

あとは的を射れるようにしたいなぁ~♪

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鏑矢 

スポーツ流鏑馬で使う矢は、弓道で使うものとは矢の先が違って、鏑(かぶら)という木製のものを取り付けなければならないという。

弓具店はあっても流鏑馬具店はないため、鏑はどこにも売っていない。

そこで自作することに。

矢はアルミシャフトで、矢を購入した時に、鏑を付ける為にわざと弓道用の先っぽを付けずに納品してもらった。

シャフトの直径は8㎜だった。
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丸い木の棒を買ってきて、8㎜のドリルで穴をあけて矢を刺してみた。
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それをグラインダーで削っていって、それっぽい形に仕上げていく。
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1本出来上がり。
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本物っぽいものができたけど、ドリルの穴も手で適当に開けたので、実は鏑は少しいがんで付いている。

まだ撃っていないので飛び具合は解らないが、まっすぐ飛びなさそうなら、穴開けは再考しなければならなさそうだ。

流鏑馬の馴致 その1 

注文したいた弓矢が来たので、早速どんな反応を見せるか見てみようと思う。
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草を食べたい欲望に気を取られている隙に、背中をなでなで。
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顔に近づくとやはり気になって草も食べられないほど緊張してくる。
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「チョ~イヤダシ・・・」といわんばかり。

外野で気になっていたライナスにも見せてあげたら、こちらは興味津津。
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フンフン・・・食い物か???

なでなでしても全然気にしない。
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恐怖というより興味という意味で、気になって仕方ないようだ。
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ライナスの方が流鏑馬馬に向いていそうなので、こちらから乗ってみることに。
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弓でお尻を触っても大丈夫だし、弓を引いても全然問題なし。
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この調子なら、このまま的を撃っても大丈夫そうな感じだ。

次にドンちゃんを試してみたが、やはりこいつはビビリなだけに、首が微妙に弓と反対側に逃げている。
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乗り手が持っている弓なので、逃げても意味がないのがわかっていないのか、右へ右へと流れようとする。
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そのあたりは長年乗り親しんだドンちゃんなので、ビビりながらも乗り手も言うことは聞いてくれ、最後には手放ししながら走っても大丈夫になった。
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まだ音が何も鳴っていないので何とも言えないが、ガンシューティングよりは早く慣れさせることができそうな気がする。

第4回 大和流鏑馬合戦 本戦 

今日は昨日とうってかわって天候に恵まれ、沢山の観客の中、本戦を迎えることができた。
ウエスタン仲間のHさんとMさんは仕事の都合で残念ながら欠場となった。
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ウエスタンのメンバーで残るはSさんと我が家のみ。

昨日とチームや馬が変わったので配馬に戸惑って、団体戦の第一走目は、練習会の時に乗ったクルミに騎乗。
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サクラと一緒に走る分には調子よく走ってくれるが、振動が少し大きいので、2番目の的までに矢番えがうまくできなかった。

今日の個人戦は、昨日までの重たい武竜ではなく、とても速いサクラでの出場。

ビデオも撮れるデジカメだったのだが、ビデオ撮影中に写真も撮ろうとしてボタンを押し間違えて途中で撮影が終わってしまった。

通過タイムは問題ないので、後は的に当てるだけ。


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昨日乗っていた武竜と同じチームになったので、それぞれがいくつか的に当てていたが、タイムオーバーで無得点に。


昼休みに、結婚したばかりというお嫁さんが会場を馬に乗るというイベントがあった。
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これだけ華やかで目立つ格好なので、あっという間にカメラマンの人だかり。
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午後からも流鏑馬は続く。


最後は一番得点の高い赤い的を狙ったが、無得点に終わった。


昨日と違い、馬のペースが上がったためか、なかなか的に当たりずらかった。
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しかも、その後の矢番えも急がなくてはならなくなるので、焦って腰に巻いた紐から矢が抜けず、2の的までに準備が間に合わない悪循環み陥る始末。
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当初、個人戦3走と団体戦1走の合計4走のはずだったが、お客さんも沢山見に来て盛況だったので、おまけで団体戦がプラス2走と個人戦もプラス1走の合計7走も走り今日の競技が終わった。
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残念ながら入賞は出来なかったけど、とても盛り上がった流鏑馬大会だった。

最後はみんなで記念撮影。
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また来年、競い合いましょう。
出来れば自馬で・・・調教が間に合うか?!

第4回 大和流鏑馬合戦 予選 

朝4時起きでまずはファゼンダでドンちゃんたちの世話をしてから茨城へ向かう。

途中、砂嵐に遭遇。
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この辺りはかなり頻繁に強風が吹き荒れるのだろう、信号を固定するワイヤーが2本、しかも普通の信号よりもかなり分厚いワイヤーでぶら下げられていた。

会場についてからも、今日本当に大丈夫だろうかという勢いで風が吹いていた。

とりあえず、到着して初めにしたのは矢番えの練習。
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時間がなくあまり練習できなかったが、前評判の通り少し重めの馬だったので、前回の練習会の時のようにぶっ飛んだりはしなさそうで次女も安心。
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悪天候の中、予選開始。

ウエスタン仲間のHさん、凄い勢いで走りぬけてゆく。
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この後の矢の行方はご想像にお任せします。

次女の初陣は、ちゃんと的には当たったものの、タイムオーバーで得点にはならず。残念!

初心者クラスは16秒以内でないといけないそうだ。

3頭同時に走り抜けていく団体戦。

一人の時よりもいいペースで走り続けてたので、今度はタイムオーバーせずに初めて点数がつきました。

写真では歩いているように見えますが、これでも一応ちゃんと走っています。
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早すぎる馬も困ったものだが、流鏑馬には規定タイムが設けられているので、せっかく的に矢が当たっても、馬が遅すぎるのも残念だ。

でも、うちは安全第一だから、それでもいい。

こちらもウエスタン仲間のMさん。
この笑顔に、カメラ小僧というには少々お歳が過ぎたアマチュアカメラマンが群がっていた。
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一挙手一投足を撮られて、まるでカメラ小僧たちのマドンナだ。

今後も大会に出れるよう、帰りに、牧場の近くに見つけた弓道具屋さん(山武弓具店)によって、練習用にと一番安い弓と矢を注文してきた。
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合宿用に宿泊施設や弓道場なども併設した立派なお店で、弓の扱いなど、様々なことを教えてくれた。
こんな近くにいいお店があってラッキー。
通信販売もしているようなので、とても便利。

流鏑馬 初挑戦! 

今日は茨城県にある大和ホースパークさんのクラブ内競技会に急遽参戦することになり、馬たちを早朝から放牧し、エサをやり出発です!
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今回はドンちゃんも一緒なので寂しくて暴れることはありませんね。

道中、怪しい場所が・・・・
テポドンが飛んできた時用の迎撃ミサイル?
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様々な方向を向いているのは、どこから飛んでくるかわからないから???

牛久の大仏さんも相変わらず同じ格好でたたずまれている。
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さぁ、現地に着きましたよ!
すでにジムカーナの練習が始まっています!
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それよりも、気付かれた方はいらっしゃるでしょうか?
馬場が砂ではないんです。
ウッドチップの外馬場です。

見ている感じ、馬の脚にはかなり優しそう!
雨が降ってもぬかるむこともないそうです。
初めてみた馬場でかなり興奮しました。

そして、・・・たき火で暖をとる放し飼いのロバです(笑)
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競技の最中も馬場にノソノソと入ってきて隅っこで日向ぼっこしながら寝ころんでいました。
そして、どの馬も驚くこともなく、まるでそこにロバがいるのが当たり前のようにみなさん障害を飛んでいました。
いい雰囲気だなぁ~~~

ジムカーナに飛び入り参加することになった次女が練習。
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本番はこちらの馬で鞍なしで挑戦したかったらしく、規定タイムの方に挑戦しました。
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そのまま続けてクロスバーのジムカーナにも挑戦。
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障害が低いとはいえ、生まれて初めて「馬で飛ぶ」を経験しました。


長女はゆっくりと乗れるがるまさんが転んだにエントリー。
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昼からは我が家の本日のメインイベントの流鏑馬へ。

一番ゆっくりと走る馬だからと、次女にはとても大きな重種を貸してくれました。
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大きな馬には一度乗ってみたいと言っていましたが、こんなところで願いがかなうとは幸先がよさそうです。

流鏑馬の走路はこの林間道を通り抜けた先にあるそうです。
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ここに集まった皆さんが本日の挑戦者です。
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中にはとても派手な衣装を着た猛者達もいます。

とりあえず何度か走路を走らせて練習。
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元気が有り余っているだけでなく、馬たちがなにをする所かわかっているので、まっすぐに向けた瞬間から爆走。

次女は1回目の爆走後の帰り道には暴走されてしまい、馬が角を曲がり切れずに、田んぼに落ちる手前の溝にはまったところでやっと止まることができました。

一番ゆっくりと走るといわれていたこの馬でこんな調子では、とてもじゃないが次女ではこの馬は扱えないと判断して、ライダーチェンジ。
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このサイズで爆走されたら大人でもビビるほどのスピードと迫力なのに、それが暴走ともなれば、次女はちびりそうなほど怖かったことでしょう。

でも、この馬、3回ほど走らせたらお疲れで勢いが無くなってくるということだったので、疲れきっているであろう一番最後に次女が再挑戦しました。
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残念ながら初ショットは外れてしまいましたが、練習中の恐怖心をものともせずやり遂げてしまえるところは、子供とはいえ、やはりすごいと思います。

流鏑馬は3つの的を撃つのですが、矢を弓にセットするのがとても難しく、今回は最初にセットした矢を撃つのが精いっぱいでした。

次の矢を弓にセットすることを「矢継ぎ」というそうで、流鏑馬はその「矢継ぎ」の動作が早くないと次の的を撃てなくなるので、続けざまに早く行う「矢継ぎ早」という言葉もこの辺りからきているそうです。

ガンシューティングの撃鉄と同じで、何度も練習しないと連射は無理ですね。

流鏑馬のあとはBBQ
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その後も子供たちはポニーに乗せてもらうなどしてて楽しませてもらっていました。
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大和ホースパークの皆さん、素敵な時間と貴重な経験をありがとうございました。
また是非お邪魔させていただきたいです。
そして、今回お声掛けいただきましたSさん、素晴らしい所を紹介して頂き、ありがとうございます!
いつも元気なエンタテイナー、今回も沢山笑わせていただきました♪