2つ目の30年ぶりの再会  

前回「アカイヒト」のお子さんを連れてFazenda に遊びに来てくれた同僚が、

「牧場に行く日、たまたま上京してくる旧友がいるんですけど、一緒に連れて行っていいですかねぇ?」
もちろんウエルカム!
そこから始まるステキな再会。
いやいや、彼が知り合いだったわけではなく、そこからの繋がりが凄かった。
私「はじめましてー。え?ラクロスやってんの?じゃ、まさかと思うけど、私の幼馴染で⚫️⚫️っていう人知ってる?  なーんて、一世代違うから知ってるわけないかぁ!」
なんて、会話を続ける為の話題を口にしたら、
彼「え…名前だけなら知ってますよ。」
私「!!!⚫️⚫️ってそんなに有名なの?!」
彼「いや、僕のが昔働いていたお店によく来てくれていたお客さんが、⚫️⚫️さんの従兄弟で、よく彼の話をされていたから覚えてるんですよ。」
私「へぇ!そんな偶然があるんだねぇ」
これで終わらないところがまたすごい。
数日後⚫️⚫️からメッセージが来て
⚫️⚫️「シゲコ、この前牧場で俺の話題になったんだってな。俺の話をよくしていたっていう従兄弟がお前にメッセージ送ったから。」
私「なんで⚫️⚫️の従兄弟から私にメッセージなの?」
まぁいいや。読んでみよう。
メッセージ
「お久しぶりです。」
知らないはずの人から、お久しぶりで始まるメッセージ。
あれ?私、この人知ってる???
記憶を30年分辿って、気がついた!
学生時代、何がきっかだったか覚えていないが、若い抗がん剤治療を受けていた患者さんのお見舞いに行っていた時期があった。
あの彼だ!!!
何よりも最初に、“生きていたんだ!!”という喜びが込み上げて、(ごめんなさい。若かったので、最悪の展開を想像して、そのあとなんとなく連絡が途絶えたので…)それから、
【同僚がたまたま連れて来た人→私の幼馴染の名前だけ知っていた→幼馴染の従兄弟→幼馴染→幼馴染の従兄弟が実は私の知り合いだった。】
という、こんがらがりそうなくらいの偶然の繋がりに驚き、
さらにさらに、彼の年に一度くらいしかない東京出張が、私の上海からの帰国翌日ということがわかり、
しかもなんと、行き先が私の務めているビルということまで判明し、これはもう、会うしかないよね!!!

次に会う時は、お互いちゃんと時間を作って会おうね!!

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30年来の再会! 

出張やなんやで、なかなか本人と連絡が取れず、写真掲載の確認が取れなかったため、1週間近く遅れてしまったが、先週末、千葉県八街市にあるコルザホースクラブにて、とある人と会ってきた。
コトのキッカケは、馬友に、ふと思い立って問い合わせた、
「フィオナっていう人がイギリスからそちらのクラブに教えにいっているみたいだけど、まさか苗字って、ジョンストンとかじゃないよね?」
の一言から繋がった30年ぶりの再会。
私が高校時代に通っていたイギリスの超田舎にある乗馬クラブWoodland stableのお嬢さん。
フィオナ ジョンストン。

お互い年には勝てないが、昔の面影はしっかりと残っていて、何よりも、お手並み拝見?!と、彼女のレッスンに立ち会わせてもらったのだが、彼女のお母さん(Big Bossといって、皆が震え上がるくらい厳しい先生だった)の面影がチラホラ…。
遺伝子?教育?
引き継がれるものなのね。(笑)
いや、ここで誤解のなきよう申し上げておくが、通常は「これでもか!」というくらい、ライダーを褒めて気持ちよく乗れるように鼓舞してますよ。
ただ、たまにチラッと出るのよねBig Bossの面影が。(笑)
さておき、さすがに世界中を回ってレクチャーしているだけあって、馬と乗り手のマインドをまとめていくテクニックは素晴らしいものがある。
初めは焦りと軽いパニックを起こしていた馬が、レッスンが進むに従って、自分の仕事を理解して、前向きに楽しんで動き出す様は、見ていて壮観。
馬と乗り手が一番良い状態のところで、欲をかかずにスパッと切り上げる様も、引き継がれている。
それにしても、まさか、英国の田舎の乗馬クラブの知り合いと、東の端の国、日本の、しかも千葉の田舎で再会する事になるなんて、世界が狭すぎて恐ろしい偶然に鳥肌が立つ。

アルバムを持っていっていたので、昔話に花が咲き、あっという間に時間が過ぎた。
来年の再会を約束して、私は上海、彼女は羽田空港にて、長距離のサヨナラをした。今頃彼女は空の旅を楽しんでいるコトだろう。
このご縁を繋いでくれた友人、快く受け入れてくれたコルザにここで改めて御礼申し上げます。

思い出づくり 

猫さんだいすきー。

赤い人が押さえてくれたから怖くても少しさわれたよ。
お馬さんもだいすきー。

でもね、本当はチョット怖くて、これ以上近づけないの。
そしたら、赤い人が、離れてても大丈夫だから、紐を引っ張ってあっちに連れて行ってあげてっていうから、

引っ張ったら、ちゃんと付いて来たの。
ウンコも拾ったの。←これ大切。

と、少しずつ馬を身近に感じる作戦は大成功!
「お母さんとお馬さんに乗ってみる?」ってきいたら、
「1人がいい!」だって。

さっきまで近づくこともできなかったのにね。
片手離してママとハイタッチまでできたよ!

子供って面白いね。
いい思い出になったかな?

引き続き、馴致中 

星条旗たなびく馬場で、「旗、怖くないよー。ほら、ご飯だよー」と、餌で釣る作戦。

この距離感。信用度低い?!
こちらは、餌に見向きもせず、警戒しまくりの

野次馬ヨッシー…

「俺の仲間が酷い目にあってる」とでも言いたげな。
午後には普通の風景として受け入れたみたい。

ダニーの災難 

たなびく星条旗。
旗を持ったまま騎乗できるよう、旗に慣らす訓練を開始!

マリリンは全然平気。
だって、馬着と同じでしょ?
何が問題なの?
 

ちょろいジャン!
と思うなかれ。
ここからが馬の不思議!!

いったん布が人の手を離れて竿の先に付いたとたん、
「馬着」だったものが
「得体のしれない生き物」に代わるのです。
 

旗を持って近づくだけでワラワラと逃げ惑うFazenda軍団(マリリンは騎乗中なので軍団に入らず)
 

「あ。犠牲者が・・・・。」
「あいつ、かわいそうに。」
囚われの身となったダニーを見送る二人。
 

先ずは旗が動かない状態で、旗に近づく練習。
野次馬たちは遠巻きに見守る。
「俺たちじゃなくてよかったな・・・」
「あぁ、こわいこわい。ニンゲンにつかまるとろくなことにならないな。」
というつぶやきが聞こえてきそう。
 

動きが変わるたびに野次馬どもの目が釘付け。
もちろん、同情と心配のまなざしで(笑)
 
さしずめ、人間だったらスマホで動画を取っているところだろう。