群れの大Boss 

馬の鳴き声が聞こえたので馬場のいる馬達の方を見ると、ヨシムネ君がライナスのたてがみ辺りを噛んでいた。

それだけだったらいつもと同じ光景だったのだが、今日はヨシムネ君がライナスを噛んだまま一向に放す気配がなく、ライナスが何度も痛そうな鳴き声をあげる。

それでも逃げようとするライナスを噛んだままついていこうとするヨシムネ君。

いつもと違う状況とわかったのですぐに舌鼓して辞めさせた。

やはりまだ順位争いは終わってなさそうだが、何事もやり過ぎはいけない。

とりあえず、馬が自分の強さをアピールして己の強さを誇示するのなら、牧場の主としてはそれ以上に力を誇示して見せて、常に馬達の上に絶対的な存在として君臨しなければならなず、とりあえず全員を追い回す。
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追いまわされて興奮した馬達はしばらく走りまわって逃げていたが、先ずはライナスがマイッタして、その後ドンちゃんも服従心を見せるようによって来た。

だがヨシムネ君だけはわかったいるのかいないのか、一向に媚を売りに来ることなく距離を取ろうとする。
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最終的には角に追い詰めたので観念したようだが、まだ完全にマイッタしたようには見受けられない。
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イヌだと「おすわり」や「伏せ」をさせるところだが、馬はどちらも簡単には出来ないので、いつもの頭下げで服従していることを確かめる。

最近やっと首元に拳をおいても頭を下げることができるようになってきたが、ただ頭を下げただけではまだ許されない。

頭を下げて服従心を表明しているようで、耳はドンちゃんとライナスの方を向いているので、命令には従っているものの上の空で一応命令を聞いているだけの状態のようだ。
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舌鼓してもっと意識を人の方に向けようとしたが、耳が片方しかこちらに向いていないので、やっと注意力の半分が人に向けられた程度だ。
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当然、この程度の見せかけの服従心を見せた所で許されるわけでもなく、しばらくこのままの状態で我慢させた。

馬房に帰る時の順番で順位がわかるという話もあるが、今日は、ヨシムネ、ライナス、ドンチャンの順番に出入り口に近づいてきた。

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